ストレッチングの重要性

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ストレッチングの重要性

当院では運動選手はもちろん、一般の患者さんにも治療の中でストレッチングを行うようにしています。自宅でやるよう指導しても、実際には時間が無くストレッチングをしてくれません。実際やっていてもそれがどのくらい真剣に効果的にやっているか?そこが問題になってきます。

★ストレッチングを始める前に・・・・・
(1)ストレッチングはコンテストでないことを十分に理解しておく必要があります。ストレッチングは完全に個人的なもので、各自が異なっているのは当然で他者と比較する必要はありません。大切なことはストレッチングのフィーリングで柔軟性を比較することではなく、過大なストレスをかけた柔軟体操は傷害の可能性と消極的な姿勢を導く結果となりオーバー・ストレッチの原因となります。

(2)ストレッチングを指導する場合、個々の能力の限界内で行うことを理解させる必要があり、ストレッチが弱く感じれば徐々に強めていき、やり過ぎや強くし過ぎないようにフィーリングを感じ取ることと、リラクゼーションがいかに大切かを理解させる必要があります。 ストレッチングを指導する場合、その効果として可動範囲や自己のリミットを広げることができることを実際に体得しておくことが必要です。

★いつストレッチングをするのか・・・・・
運動の前後に行うのが一般的ですが、基本的にはやりたい時に何時でも行っても結構です。また肉体的・精神的に緊張している時のリラクゼーションの獲得の手段や、就寝前後などの日常生活のストレスの解消として行うことも有効です。一度ストレッチの方法を修得すれば、自分に特に必要なストレッチを定期的に時間をかけてやることもできます。 ストレッチングの修得には特別な身体的スキルは必要なく、アスリートに限定されたものではありません。大切なことは個々の条件によってアプローチし、自然なコントロールとフィーリングでゆっくりとストレッチングを継続的に行うことです。

★ストレッチングの効果・・・・・
直接的な効果は正常な柔軟性の獲得ですが、筋や関節の傷害の予防につながります。またストレッチングを行う上で必要な目的を理解し、自己の限界内での規則正しい自発的なアプローチも身につけることができます。これにより単に筋カトレーニング・バランストレーニング・スピードトレーニング・スポーツ・リハビリテーションなどを行う際の弊害を取り除く為の柔軟体操の一種と言うだけでなく、精神の安定の確保と自己の能力やその限界を認識し、それに取り組む姿勢こそが効果を最大限引き出すことにつながります。不安定な精神・不十分な認識と心備えで、単に柔軟性だけを求め、大勢での号令のもとにコンテスト的に、精神的なストレスや反動・痛みによる身体的なストレスを感じながらストレッチングを行うことは、傷害の可能性と消極的な姿勢を導き出し、先に述べたストレッチングの効果の恩恵を受けることはできません。

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