肉ばなれ
肉離れ(にくばなれ)とは、急激に筋肉が収縮した結果、筋膜や筋線維の一部が損傷することを言います。
スポーツをしている最中に起こりやすく、大半は下肢に起こります。大腿四頭筋(太もも前面)、ハムストリング(太もも後面)、腓腹筋(ふくらはぎ)などに多く発生し、自家筋力の強力な筋収縮(ちぢむこと)により筋肉の部分断裂が発症するのです。
発生要因としてウォーミングアップ不足、筋疲労、過去の損傷など、自覚症状があまりなくても肉離れが起こっていることもあるので専門家の診断が必要です。また痛みがなくなった場合でも再発しやすく、最後まで十分に治療することが大事です。スポーツ再開までには数日間、重症では数週間の安静を要することもあります。一般的に受傷直後はアイシングを行い、治療経過を診ながらリハビリテーションを開始。きちんとした治療予定が必要です。
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