中足骨疲労骨折
中足骨疲労骨折は、ランニングやジャンプ動作による過度の体重負荷が長時間足部アーチに繰り返し加わることで発生するオーバーユース(使いすぎ)に起因するスポーツ障害です。金属疲労(金属板の折り曲げ運動)と同様に繰り返しの屈伸負荷が中足骨に加わって起こるので、一般的な骨折とは発生原因が異なり見過ごされることがあります。
[好発スポーツ] サッカー・ラグビー・バレーボール・マラソンや長距離競技に好発しますが、バスケットボール・剣道・野球などでも発生します。
[スポーツレベル] 筋力バランスや不適切なトレーニングによって起こりやすく、トップレベルから一般競技者まで幅広くみられます。
[好発年齢] 骨成長期の選手、特に10歳くらい~高校生が好発年齢ですが、種目や運動量により成人でも発生する場合があります。
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