中学校の武道必修化
平成24年4月から中学校で武道が必修化され、男女とも授業を受けることになりました。特に柔道での死亡事故が多く起きていることに対し、保護者や医師らから不安の声が上がっているようです。
どのような危険があるのか?現場ではどう気をつけたらいいのか? 死因は投げ技で頭を強打するなどして「急性硬膜下血腫」を起こした例が多く、急性硬膜下血腫は血腫を取り除く手術を行っても半数以上は死亡し、救命できても重い障害が残ることが少なくありません。
【医療機関への受診が必要になる例 】
①うとうとした状態が続き、呼びかけなどにぼんやりとしか応じない。
②吐き気や嘔吐を繰り返す。
③体の動きが鈍くなっている。
④話す内容のつじつまが合わない、言葉をはっきり話せない。
⑤けいれんを起こす。
⑥鼻や耳から液体(髄液)が出ている。
事故を防ぐには受け身しかありません。指導者は受け身の徹底をお願いいたします。
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