水泳に多い怪我
水泳は基本的にケガや障害の心配は要りませんが、競泳選手のように何千メートルも泳ぐといった場合に出る肩周辺の痛み、いわゆる「水泳肩」などがあります。
ストロークの際に上腕二頭筋腱が肩甲骨に衝突する、これの繰り返しで起こるインピンジメント症候群はクロールとバタフライの選手に多く、水中でのプル(水をかきよせる)の時や、リカバリー(腕を前方へ伸ばしていく)の時にも痛みが発症して、肩の前面に疼痛、クロールでは息継ぎ側の肩に発症し易いです。
練習後に患部のアイシングを施し、痛みが強い時は練習の中止や練習方法の改善が必要となります。予防策としては肩関節周囲の筋力強化とストレッチが効果的です。
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