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準備体操を行おう!

準備体操はスポーツをする上で欠かせないものですが、面倒と感じて一切準備体操を行わない人も少なくありません。準備体操を行わないまま運動をすると、スポーツ障害を引き起こす原因となってしまうのです。特にアキレス腱断裂や捻挫などの腱や筋肉のスポーツ障害を起こしやすくなります。腱や筋肉は準備体操で柔軟にしておかないと急な運動に耐えられない部位なのです。
準備体操の心得・・・準備体操を行う際には、幾つか注意しておくべきことがあります。まず「丁寧に行うこと」。準備体操が面倒に感じても、身体を労わるためにはやっておかなければならないことです。決まった型と回数を守り、丁寧に行うことが重要。第二に「力を入れ過ぎないこと」。準備体操は身体を運動に適した状態に持っていくために行うもので、準備体操をする前は筋肉も関節も充分な状態ではないと言えます。準備体操で力を入れ過ぎると、逆に身体を痛めてしまう恐れがあります。
準備体操は運動能力を充分に引き出すと同時にスポーツ障害を予防する対策の一つなのです。

クールダウンも忘れずに!

運動後のクールダウンは運動前のウォーミングアップと対称にあるものといえます。ウォーミングアップが身体を温めて運動に適した状態を作る運動で、クールダウンは身体を冷却して運動後に適した状態にする運動です。つまり、クールダウンはただ身体を冷やすのではなく運動のデメリットを最小限に抑える為に必要不可欠な行動ということなのです。
運動をした後は誰しも疲労が残っています。それに加えて運動の負荷や衝撃も身体の各部に残っています。こうした疲労や負荷はスポーツ障害の原因になるものです。クールダウンを行うことはスポーツ障害を予防する為に必要不可欠なのです。 クールダウンも忘れずに!

関節水腫(膝に水が溜まる現象)

膝に水がたまる原因として大きく分けると3つあります。
1、膝関節の軟骨の一部に傷が付いた場合。女性のお年寄りに多い変形膝関節症やスポーツなどのやり過ぎによる、膝関節への負担が原因の場合など。
2、膝関節内で炎症がおきている場合。慢性関節リウマチや痛風や、細菌が膝関節内に感染した場合など。
3、骨を含め膝関節の何処かに傷が付いて内出血をしている場合。骨折や靭帯損傷などの大きな外傷など。

お年寄りの場合、それほど大きな外傷でなくても内出血している場合が考えられます。膝に水が出来る原因が細菌感染の場合は、放って置けばどんどん細菌が繁殖しどんどん悪化して行きます。正常ではない関節液にはいろいろな物質が含まれており、関節の軟骨そのものに悪影響を及ぼすことも考えられます。
膝の水が溜まったら除去しておく必要があるかも知れません。注射器で抜かなくとも物理的な電気治療器を用いることにより、膝の水は自然と吸収するのです。

追突事故によるむちうち症

むちうち症の最も多い原因は自動車の追突事故です。 
事故の場合の特徴は、受傷直後の検査では異常が認められず、自覚症状も無かったのに、数日後から症状が現れ、徐々に痛みが強くなることです。頚椎の周りの筋肉や靭帯・軟部組織の損傷が最も多くみられ、むちうち症全体の70~80%を占めているとされています。
首の後ろや肩の痛みは首を伸ばすと強くなり、首や肩の動きが制限されることもあります。頚椎のならびに歪みが出来ると、神経が圧迫されて首の痛みの他、腕の痛みやシビレ、だるさ、後頭部の痛み、顔面痛などが現れます。これらの症状は、咳やくしゃみをしたり、首を横に曲げたり、回したり、首や肩を一定方向に引っ張ったりしたときに強まります。後に後遺症に悩まされることもあります。安易に考えずにしっかり治療しましょう。

中足骨疲労骨折

 中足骨疲労骨折は、ランニングやジャンプ動作による過度の体重負荷が長時間足部アーチに繰り返し加わることで発生するオーバーユース(使いすぎ)に起因するスポーツ障害です。金属疲労(金属板の折り曲げ運動)と同様に繰り返しの屈伸負荷が中足骨に加わって起こるので、一般的な骨折とは発生原因が異なり見過ごされることがあります。

[好発スポーツ] サッカー・ラグビー・バレーボール・マラソンや長距離競技に好発しますが、バスケットボール・剣道・野球などでも発生します。

[スポーツレベル] 筋力バランスや不適切なトレーニングによって起こりやすく、トップレベルから一般競技者まで幅広くみられます。

[好発年齢] 骨成長期の選手、特に10歳くらい~高校生が好発年齢ですが、種目や運動量により成人でも発生する場合があります。

 

腰椎すべり症

 腰椎すべり症とは、腰椎部分が歪んで前方へ滑っている状態のことです。中高年に多い症状ですが、 生活習慣あるいは加齢などによって腰椎を支えている椎間板(ついかんばん)、靭帯、筋肉等が柔軟性を失い、その結果、下支えのなくなった腰椎が主に前方へ滑っていく症状です。

すべり症には、骨が後ろ側へずれてしまう”後方すべり”と、前にずれてしまう”前方すべり”がありますが、ほとんどは前方すべりです。その原因によって、形成不全性すべり症、分離すべり症、変性すべり症、と大きく3つのタイプに分けられます。

形成不全性すべり症は、生まれつき脊椎の発育に問題があるために起こりますが、非常にまれです。比較的若いうちから症状が出てくることがあります。

分離すべり症は、分離症が原因でずれてしまうものです。分離症は椎弓の一部である上下の関節突起のちょうど間の部分が割れてしまい、連続性が絶たれて椎弓と椎体、つまり背骨の後ろの部分と前の部分が離れ離れになった状態です。これにより椎体がすべってしまうのが分離すべり症です。第5腰椎に多いのが特徴です。

最も頻度が高く、実際に手術が必要な患者さんの多くは変性すべり症です。変性すべり症は第4腰椎が多く、次に第5腰椎、第3腰椎に見られます。女性に多い病気で、閉経の頃にかけて多く発症します。このことから、女性ホルモンの影響や、女性ホルモンの減少による骨粗しょう症の進行によって、それまで支えられていた骨が支えられなくなって変性すべりが起こるのではないかと言われています。

腰椎分離症

腰椎分離症は、脊椎が切れることによって発生する腰の疾患です。スポーツ障害以外での腰椎分離症は、老化による骨の弱化が原因となって起こるものです。スポーツ障害としての腰椎分離症では、オーバーユースによる疲労骨折が原因となって発症しています。

疲労骨折は、特定の骨に負荷が繰り返しかかることによって起こる骨折の一種で運動後のクールダウンが不十分であると発症しやすくなります。スポーツ障害としての腰椎分離症は小学校低学年から高校生まで幅広い年代に起こっています。
身体のオーバーユースによって起こるため、休息日を挟んだ練習のスケジュールと治療の両立をすることが最善となります。

モートン神経腫

モートン神経腫とは、通常足の第3,4趾間(中指、薬指間)に発症する絞扼性(締めつけ)の神経障害です。症状は3,4趾間に痛みが生じ、時には指先にまで痛みやシビレが放散します。きつい靴などを履くと痛みが強く生じ、裸足になると痛みが消失する場合があります。

原因としては幅が狭い靴を履くことで発症するケースが多いと言われています。治療法は理学療法や電気療法を行います。骨を圧迫しないように幅の広い靴を履いたり足底板などを使用する方法もあります。また症状が軽快しても再発することが多いため注意が必要です。
初期段階では痛みはあまり強くなく徐々に強くなってくる場合があるので症状が発症したら早期に専門の先生の診察を受けましょう。

発育期に頻発する踵骨(かかと)の痛み

踵(かかと)の痛みも発育期の子供達から青壮年まで男女を問わず発症します。年齢層によって原因はさまざまですが、ほとんどは着床による過剰刺激が原因です。小学生から中学生位まで、発育途上期のまだ未熟な骨をジャンプやランニング等の運動により刺激しすぎるために出てくる痛みがほとんどで「踵骨骨端炎」といいます。

青壮年者の痛みもジョギングや長時間立ち仕事をされる方などにやはり踵を刺激をしすぎて炎症を起し痛みが出てくるものや、刺激により踵骨そのものに骨棘といって棘のような小さな骨が出来ることによって痛みが出てくることもあります。

いずれも処置としてはアイシングをして炎症を抑えますが、症状が強いときには着床時に踵に刺激を与えないように衝撃吸収材を使用することもあります。また運動過多によりアキレス腱の付着部(かかとの後ろ側)に炎症を持って痛みが出てくることもありますので注意が必要です。

弾発指(ばね指)

関節にはそれぞれ腱(スジ)があり、その腱によって関節の曲げ伸ばしが出来るような仕組みになっています。腱はさらに鞘(しょう)という組織に保護され、指の曲げ伸ばしの際に腱はその鞘の中を行ったり来たりすることになります。
さらに指の使い過ぎにより腱の往来が激しいと部分的に肥厚(ひこう)といってコブのような組織ができて、指の曲げ伸ばしの時にコブが引っ掛かりを生じて、関節が「カクン」とバネのような症状を起こします。これが「ばね指」といわれる症状です。

症状のひどい例では、曲げることは出来ても伸ばすことができないと言う症例があります。こうならないためには指の曲げ伸ばしの際に異常を感じたら、なるべく早いうちに専門の先生に診ていただくことです。治療法としては保存療法と観血療法(手術)がありますが、時間はかかりますが保存療法で対応できます。強い症状の場合は腱鞘の一部を切離するという手術をする事もありますので、早い段階での治療をお薦めします。

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